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このページは 2008年 01月 06日 10時02分38秒に更新されました。 |
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ケーブルテレビの加入の決定に、決定者の先有傾向としての日常的なテレビの見方が何らかの形で関与するであろうと言う点は、想像がつくことである。本調査では視聴傾向として、表3.8-1の質問を調べている。なおこれらは西野ら(1993)を参考にした。 この11個の質問の回答では、Q3b、Q3e、Q3h、Q3kが、加入に関連する2グループ(加入、非加入)間の差で有意な傾向を示している。そこでこの場合も変数が多いので、因子分析を利用して傾向の集約をはかった。その結果、全体の分散の68.1%をカバーする5つの因子を得た。各因子の意味合いを、表3.8-2に示す。 CMの時や面白い番組がない時にチャンネルを回し、またつけてから番組を捜すなど、走査的にテレビを見るの傾向 ながら的な視聴が多く、見たい番組がなくてもテレビをつけておく傾向。テレビはその人の環境になっている。 第1因子は「走査視聴」で、チャンネルを頻繁に変えてみる傾向である。第2因子は「環境テレビ視聴」で、常にテレビをつけておきたがる傾向である。第3因子は「追随視聴」で、自分で主体的に番組を選ぶより、他者に追随して選ぶことが多い傾向である。第4因子は「計画視聴」で、事前に番組を決めてテレビを見る傾向であり、最後の第5因子は「確認視聴」で、計画視聴ほどではないが、見る直前に一応番組を確認してから見る傾向である。 次にここで抽出した5つの因子の因子スコアがケーブルテレビの加入に関するグループでどの様な傾向を持つかを示したのが、図3.8-1である。表3.8-1ではデータとしては、「1」が「よくする方である」で傾向が強く、「3」は「あまりしない方である」で傾向が弱い。したがって因子スコアは絶対値が大きい負の値で傾向が強く、絶対値が大きい正の値で傾向は弱くなる。このため同図では外側に行くほど傾向が強くなり、内側に行くほど傾向は弱くなる。 図3.8-1は全体の分布を見ると、加入と検討非加入の層が概して外側にあり、未検討層は内側にある。しかし各軸によってかなり傾向は異なる。最も明確に分かれているのは環境テレビ視聴で、平均値に有意な分離があり、加入層に対して検討非加入層、未検討層はそれぞれ徐々に強さが低下している。環境テレビ視聴の強さがメディア選択に強く影響している可能性が理解される。環境テレビ視聴以外の軸では、加入層と検討非加入層の差は追随視聴と計画視聴にあり、前者で検討非加入の方が強く、後者では弱い。検討非加入層と未検討層の差は、走査視聴と計画視聴にあり、検討非加入層は前者で強く、後者では弱い。 次にテレビ放送メディア別の視聴傾向を図3.8-2に示す。この場合も環境テレビ視聴で有意な差が現れており、選択されているメディアの区別がその3つの軸で説明される可能性を示している。衛星系<地上波<CATVベーシック<CATVペイ の順位強さが現れているのも関心を持たれる。各メディアともにそれぞれ固有の形を持っているようだが、規則性は不明である。 次にもう一つ、視聴傾向の年齢依存性を示す。図3.8-3であるが、この図では走査視聴、環境テレビ視聴の軸での各層の平均値の拡がりは非常に顕著である。それに対して、他の軸では分離は顕著ではない。さらに、この2つの軸では年齢依存性も明確で、年齢とともに単純に減少している。全体として見ても、60代以上では視聴傾向は消極的であるのに対して、20代では対照的に積極的であることが分かる。 これまで見た来たように、日常的なテレビの視聴傾向は、テレビメディアの選択に有意に作用している可能性が高い。他方本調査では、テレビ視聴に関する先有傾向として、番組の嗜好性、テレビの効用に対する該当度(利用と満足研究における効用の各人での当てはまり具合)を調べている。これらは以下で述べていく。
[ 19] 3.8 テレビ視聴傾向の効果
[引用サイト] http://www.bunkyo.ac.jp/~yatsuha/kenkyu/ken991/ken91_9.html
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日本は北海道の亜寒帯から沖縄の亜熱帯まで広い。甲虫相もそれに合わせ、北海道では寒冷地傾向であるし、沖縄では温暖地傾向である。では、ほぼ本州の中央に位置する福井ではおおまかに見て、東日本傾向だろうか西日本傾向だろうか。更には寒冷または温暖に特化した種の分布はどの程度だろうか。あるいは両者均衡なのだろうか。甲虫目録を元に簡単であるが、考察して見た。 日本の平面上の中心はどこにあるか? 県単位で見た場合、“日本のへそ”として売り込んでいるのは岐阜県である。福井県は隣県にあり、平面上はほぼ日本の中心にあると言って良い。垂直的にはどうか? 真の垂直中心(メジアン)は割り出すのは時間が掛かるので、ここでは単純にセンターで見てみた。福井県の場合、実質的な最高標高は2095mであり、センターは大凡1000mとなる。日本は言わずと知れた富士山の3776mで、センターは1900mである。両センターを比較すると、福井のセンターは日本センターの半分となる。全県の最高標高の平均は1878mとなり、おおよそ先の日本センターと一致する。どうやら、福井県は垂直的に見て、日本の平均よりかなり低いと言って良いだろう。 気温的には福井市の年間平均気温は13.8度(1975年調べ)で、全国34点の平均気温は14.0度となり、福井県は全国平均と同じである。一方、福井県の降水量は2472mmで、全国平均の降水量は1722mmとなり、福井県は日本の中で降水量がかなり多い。 以上を総括すると、福井県は日本の中心にありながら標高的に低い事から、本来は暖地傾向(日本の平均気温より高い)にある筈である。しかし、気温は日本の平均であるのは、多量の降水量が関与しているのかも知れない。つまり、湿潤である為、気温が抑えられるのだろう。 植生は当然、標高の変化に合わせて移行している。福井県の場合、嶺南地方を中心に海岸沿いに照葉樹林帯が発達しており、最高標高の三ノ峰一帯は亜高山のハイマツ帯である。 福井県の場合、なぜか寒帯樹林である落葉針葉樹帯〜ダケカンバ帯が未発達で、ブナ帯から僅かにダケカンバ域を経てハイマツ帯に至っている。隣接する白山では寒帯樹林が見られる。本州中部での森林限界は2300〜2500mと言われているので、実質的なハイマツ帯の西限に当たる福井県内での出現標高はむしろ低いと言えるだろう。本来ならば2500mが相応する筈であるが、北陸雪国の影響かも知れない。これは上で述べた平均標高の割りに平均気温が低い事と関連するだろう。ちなみに、寒帯樹林が貧しいのは、大規模な伐採の影響は拒めない。 一方、照葉樹林は海岸に面した山の斜面に見られるのみで、それより内陸は常緑針葉樹〜コナラ帯に移行している。やはり伐採の影響は拒めない。 上記地理的及び植生的特質を考慮すると、背景的には温暖種、寒冷種両者の分布環境は備わっている。ただし、顕著な環境を示している地域は狭く、特に寒帯樹林以上は極めて狭い。 甲虫相に当てはめた場合、温暖種、寒冷種の分布域は狭く、特に寒冷種の環境は厳しい。温暖種はやや有利と言える。一見したところ、日本の甲虫相の全体をコンパクトに表現したようなイメージがある。 ハイマツ帯に分布する種で、県下では大野市三ノ峰黒ん坊平だけが該当する。本州中部山岳地帯上部や北海道上部の共通種になる。本来の分布の中心は石川県白山にあり、分布圏の西の端に当たる。実質上は日本の西限に当たるだろう。 本州中部から以北(関東低地を除く)に分布する種で、植生的には温帯樹林帯(ブナ帯)上部〜寒帯樹林帯(落葉針葉樹林帯〜ダケカンバ帯)に当たるだろう。県下では大野市、勝山市、和泉村、丸岡町のブナ帯上部以上に該当する。 照葉樹林帯に分布する種で、県下では若狭地方沿岸及び内陸低地〜越前海岸沿岸及び雄島に該当するが�い箸龍�界線は付きにくい。西日本でも山間では少なくなる。県下において�,茲蠅枠楼呂�広く、上記の地理的特質が反映されている。実質上は本県から能登半島に掛けての一帯が東限に当たるだろう。 近畿地方から以西に分布する種で、コナラ帯を中心に、上部ではブナ帯に、下部では照葉樹林帯に接触する。県下ではいわゆる里山環境に該当する。��との区分は難しく、種選別も困難したが、全く私観だけに頼った。 福井県内で寒冷種を採集する為にはまず、環境庁の許可を取らなければならず、個人ではまず無理である。従って、第1歩で調査に入れる機会はほとんど無い。もし、入れた場合、三ノ峰上部へは白山以上の登山活動が必要となり、そう度々行けるものではない。普段であるならば、赤兎山の小屋周辺で「行きたいなぁ〜」と指をくわえて眺める位だろう。 温暖種を採集する場合、最も採集出来る条件として、初夏の若狭地方となるが、この時期は関西方面からの海水浴客で溢れかえり、暑い中、渋滞に巻き込まれる事を考えるとゾッとする。已む無く、越前海岸方面へ繰り出す事になる。 と言う採集者の勝手な言い訳で、両者の採集機会は少なくなる。特に三ノ峰での調査はお上の都合上、断念せざるを得ない。この当たり、良識ある個人調査には理解して頂きたいものである。 目録の総数は3202種、そこから抽出した�ヾ�冷種=13種、��東日本傾向種=42種、�2甲伴錙瓧横桓錙↓だ焼�本傾向種=63種である。また、�,鉢◆↓�と�い鰐棲里剖菠�は出来ず、� 椨◆瓧毅擬錙↓�+�ぁ瓧牽啓錣任△襦� 総数から見た各々の割合は、� 椨◆瓧�.72%で�,里澆錬�.41%、��+�ぁ瓧�.69%で��のみは0.75%であった。無論、リストアップが完璧ではなく、漏れがあったり、取上げがおかしい種も含まれているかも知れないが、おおよその傾向は出ているだろう。逆に一般種?は95.60%である。 まず、全体を見てみると、95%以上が日本に広く分布する種で構成されており、やはり日本の中心に位置し、標準的な甲虫分布を持っていると言える。 寒冷種を含めた東日本傾向種と温暖種を含めた西日本傾向種を比較すると、割合は僅かに西日本傾向種が多い。僅かと言えども実数では30種も多い。東日本傾向種内での寒冷種の割合は31%、西日本傾向種内での温暖種は39%で、分布的に特化した種はほぼ同じ割合であった。つまり、福井県は環境的に突出した面は無い事であろう。ここでも標準的な甲虫分布を示していると言える。 さて、データとして、西日本傾向種がやや多い結果が出、福井県の甲虫相は西日本傾向である事が分かった。この点を環境と合わせて考察してみる。はじめに述べた様に、福井県では寒帯樹林帯がほとんど欠落している。甲虫の顔を見ても寒帯樹林に依存する種はほとんど得られておらず、シラフヒゲナガカミキリは偶発的に記録されている程度である。この点が、東日本傾向種の少なさの要因であろう。一方、平均的な標高が低く、暖帯樹林が沿岸に広がっている点は西日本傾向種に有利に働いている。結果、西日本傾向の甲虫相となっている。 明確なデータは略するが、以上の様な状況で、福井県下では実質的に西限・東限が多くなる。この特質を保護する為には、甲虫そのもの以上に環境を保全する必要がある。特に三ノ峰周辺は重要であるし、人手の影響を受けやすい若狭沿岸も環境破壊に注意が必要である。 まず、全国的な現象か否か不明だが、県下において温暖傾向の種が内陸、具体的にはブナ帯に進出する傾向があるが、逆に寒冷傾向の種が温暖域に進出する例がない点である。前者の例として、大野市下打波(ブナ帯)のシワナガキマワリ、大野市亀山(ブナ帯下部)のサシゲチビタマムシ、大野市小池(ブナ帯)のジュウシチホシハナムグリなどがあり、甲虫以外でも大野市各地(ブナ帯)のオオゴキブリなどがある。一方、後者の例は記憶にない。ひょっとして甲虫以外にはあるかも知れない程度である。なぜか? もう1点、全国的な課題であるが、外来種をはじめとした県外からの新たな進入種の動向である。やはり温暖傾向の種に偏っているが、最近ではあっと言う間に拡散したブタクサハムシは記憶に新しいところである。また、近年、動向が注目されているラミーカミキリも続けて着目したい。将来的にはコルリアトキリゴミムシの進入も考えられる。まぁ、福井の甲虫が増える点では楽しみなところではある。 評価に使用した種類のリストを挙げておく。全く個人的な“思い込み”で選出しているが、保育者の原色日本甲虫図鑑の分布記述も参考にしている。尚、目録にある西限・東限は無条件で入れた。 ミヤマハンミョウ、ハクサンクロナガオサムシ、オオヨツアナミズギワゴミムシ、ツノグロモンシデムシ、カバイロヒラタシデムシ、ビロウドヒラタシデムシ、ホンシュウビロウドコガネ、ハクサンミヤマヒサゴコメツキ、クモマハナカミキリ、ハクサンシラネヒメハナカミキリ、フイリヒメハナカミキリ、シラフヒゲナガカミキリ、コブダルマカレキゾウムシ アイヌハンミョウ、マガタマハンミョウ、ホソヒメクロオサムシ、クロキノカワゴミムシ、エチゴアオミズギワゴミムシ、コイケミズギワゴミムシ、シンシュウナガゴミムシ、ヤノナガゴミムシ、ミヤマクロナガゴミムシ、ナカネナガゴミムシ、ダイセンナガゴミムシ、ハクサンナガゴミムシ、ナカネナガゴミムシ、キバナガゴミムシ、キンイロオオゴミムシ、ベントンモリヒラタゴミムシ、ムラサキモリヒラタゴミムシ、シベリアマルガタゴミムシ、ヤシャゲンゴロウ、エゾヒメエンマムシ、アルプスコチビシデムシ、ホソヒラタシデムシ、ツヤハダクワガタ(目録にはない)、クロホシビロウドコガネ、ミヤマオオハナムグリ、アムールムツボシタマムシ、エサキキンヘリタマムシ、ルイスナカボソタマムシ、ムネナガカバイロコメツキ、ニセジュウジベニボタル、スジアカベニボタル、チュウゼンジベニボタル、ヤマトアミメボタル、ケシジョウカイモドキ、スジカミキリモドキ、ナカブサツチイロビロウドムシ、シバタハムシダマシ、オオユミアシゴミムシダマシ、ハイイロハナカミキリ、ムネグロリンゴカミキリ、フチグロヤツボシカミキリ、チビデオゾウムシ チビクワガタ、キョウトアオハナムグリ、フタモンウバタマコメツキ、アミダテントウ、ツシマクロヒメテントウ、ワモンオビハナノミ、フタイロカミキリモドキ、ヤマトオサムシダマシ、シワナガキマワリ、ハネナシセスジキマワリ、ベーツヒラタカミキリ、ケブトハナカミキリ、オガサワラチャイロカミキリ、ベーツヤサカミキリ、ニッポンモモブトコバネカミキリ、スネケブカヒロコバネカミキリ、フタオビミドリトラカミキリ、ヨツスジトラカミキリ、キュウシュウチビトラカミキリ、ヤノトラカミキリ、ヒメアヤモンチビカミキリ、シロスジドウボソカミキリ、チビヒョウタンヒゲナガゾウムシ、ダルマクチカクシゾウムシ エグリゴミムシ、ホソアオクロナガオサムシ、アキオサムシ、ダイヒザンナガゴミムシ、ムナビロナガゴミムシ、ヒョウゴナガゴミムシ、キョウトオオナガゴミムシ、ホソキバナガゴミムシ、ムナビロアトボシアオゴミムシ、アオドウガネ、オオダイセマダラコガネ、ジュウシチホシハナムグリ、ムラサキツヤハナムグリ、オオムツボシタマムシ、ツシマムツボシタマムシ、アオマダラタマムシ、ヤスマツケシタマムシ、キンイロエグリタマムシ、ムネアカチビナカボソタマムシ、ホソツツタマムシ、サシゲチビタマムシ、シロオビチビサビキコリ、コガタカクムネベニボタル、ニシクロジョウカイ、チャイロズマルヒメハナムシ、ツツヒラタムシ、ルリオオキノコ、タイショウオオキノコ、クロジュウニホシテントウ、ムクゲチビテントウ、クロヘリメツブテントウ、ハラグロオオテントウ、ダンダラテントウ、モンシロハネカクシダマシ、キイロクチキムシ、ユミアシゴミムシダマシ、ズビロキマワリモドキ、ルリツヤヒメキマワリモドキ、ニセハイイロハナカミキリ、ムナコブハナカミキリ、タテジマハナカミキリ、クスベニカミキリ、キイロミヤマカミキリ、クロサワヒメヒメコバネカミキリ、タイワンメダカカミキリ、クロトラカミキリ、ハイイロヤハズカミキリ、ワモンサビカミキリ、マヤサンコブヤハズカミキリ、ホシベニカミキリ、ラミーカミキリ、タカサゴシロカミキリ、チャバネホソリンゴカミキリ、ツヤネクイハムシ、イチモンジハムシ、ヘリグロテントウノミハムシ、ケチビヒョウタンヒゲナガゾウムシ、ナガフトヒゲナガゾウムシ、クロオビキノコヒゲナガゾウムシ、エゴヒゲナガゾウムシ、ミツギリゾウムシ、オオミスジマルゾウムシ、トホシオサゾウムシ
[ 20] 福井の傾向
[引用サイト] http://www18.ocn.ne.jp/~saito554/43.html
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